年賀状の書き方・デザイン・出す時期
今さら聞けない基本と、思わず誰かに話したくなる年賀状トリビア
年末が近づくと、「今年も年賀状をどうしようかな」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
最近ではLINEやSNSで新年のあいさつを済ませることも珍しくありません。それでも、ポストに届いた年賀状を一枚ずつ手に取ると、不思議とうれしい気持ちになります。
シンセイ印刷でも、毎年12月になると「まだ元日に間に合いますか?」「会社の年賀状はどんなデザインがいいですか?」といったご相談をたくさんいただきます。
この記事では、年賀状づくりが初めての方にも分かりやすく、書き方やデザインのポイント、出す時期の目安をご紹介します。途中には、思わず誰かに話したくなるような豆知識も交えていますので、ぜひ最後までご覧ください。
年賀状は、実は1000年以上続く日本の文化
「年賀状」は郵便制度が始まってから生まれたものと思われがちですが、そのルーツは平安時代までさかのぼるといわれています。
昔は新年になると、お世話になった方や親戚の家へ直接あいさつに伺うのが習わしでした。しかし、遠方に住んでいるなどの理由で訪問できない場合は、書状を送り新年のごあいさつを伝えていました。
現在の年賀状は、その文化が郵便制度とともに発展し、今もなお受け継がれている日本ならではの風習です。
年末年始には全国で膨大な枚数の年賀状が集まりますが、郵便局では元日に届けるため、地域ごとに仕分け作業が進められています。毎年多くの年賀状がほぼ予定どおり届くのは、日本の郵便ネットワークならではです。
年賀状の書き方は意外とシンプル
「何を書けばいいの?」と迷ってしまう方も多いですが、基本は次の4つを押さえれば十分です。
- 新年のお祝いの言葉
- 昨年のお礼
- 今年もよろしくお願いいたしますというごあいさつ
- 近況報告
① 新年のお祝い
「あけましておめでとうございます」「謹賀新年」などの賀詞を書きます。
② 昨年のお礼
「昨年は大変お世話になりました」など、一年間のお礼を添えます。
③ 新年のごあいさつ
「本年もどうぞよろしくお願いいたします」といった言葉で締めます。
④ 近況報告
結婚や出産、お子さまの成長、転職などを一言添えると、その人らしい年賀状になります。
豆知識
「賀正」「迎春」「新春」は略した賀詞です。目上の方や取引先には、「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」の方が、より丁寧な印象になります。
句読点を付けない年賀状があるのはなぜ?
「あけましておめでとうございます」のあとに「。」が付いていない年賀状を見たことはありませんか。
これは、お祝い事に「区切り」を付けないという日本の考え方に由来するといわれています。
現在では必ず守らなければならないマナーではありませんが、伝統的な年賀状では今でも句読点を使わないデザインが多く見られます。
デザインは「足し算」より「引き算」
毎年多くの年賀状を印刷していますが、「見やすい」「おしゃれ」と感じるデザインには共通点があります。
- 写真を大きく使う
- 文字は必要最小限にする
- 余白をしっかり残す
イラストや写真を詰め込みたくなる気持ちはよく分かりますが、情報を整理するだけで、ぐっと洗練された印象になります。
印刷会社からのワンポイント
スマートフォンではきれいに見える写真でも、印刷すると少し暗く感じることがあります。印刷前に少しだけ明るさを調整するだけでも、仕上がりは大きく変わります。
元日に届けたいなら、いつまでに出せばいい?
元日に届けたい場合は、郵便局が毎年案内している年賀状の受付期間内に投函することが大切です。
一般的には12月25日頃までの投函が目安とされていますが、地域や天候によって前後する場合があります。
デザインや印刷を考えると、12月中旬頃までに準備を始めておくと余裕を持って進められます。
実は「還暦」と年賀状には共通点があります
干支というと、「子・丑・寅…」と続く十二支を思い浮かべる方が多いでしょう。
実は、本来の「干支(えと)」とは十二支だけではありません。「十干(じっかん)」と「十二支」を組み合わせた60通りを指します。
還暦が60歳で祝われるのは、この干支が一巡して、生まれた年の組み合わせに戻ることに由来しています。
豆知識
還暦のお祝いで贈られる「赤いちゃんちゃんこ」は、赤ちゃんが着る産着に由来するといわれています。「生まれ変わって新たな人生を迎える」という意味が込められているそうです。
年賀状は「一年で最初の名刺」
ビジネスでは、年賀状は新年最初にお客様へ届くごあいさつでもあります。
デザインや紙質、写真の印象によって、「きちんとした会社」「親しみやすい会社」といった第一印象が大きく変わります。
特に企業の年賀状は、会社のブランドイメージを伝える大切なコミュニケーションツールのひとつです。
印刷会社からひとこと
年賀状は一度に多くの方へ届けるものだからこそ、読みやすい文字の大きさや写真の明るさ、紙質まで気を配ることで、受け取った方の印象が大きく変わります。
よくあるご質問
年賀状はいつ頃から準備を始めればよいですか?
11月下旬から12月上旬にデザインを決め始めると、余裕を持って印刷・投函できます。毎年12月中旬以降はご注文が集中するため、早めの準備がおすすめです。
写真入り年賀状も作れますか?
はい。ご家族やお子さまの写真はもちろん、会社のロゴや店舗写真を使ったオリジナル年賀状も制作できます。
デザインの相談だけでも大丈夫ですか?
もちろんです。用途や送り先、ご希望の雰囲気を伺いながら、最適なデザインをご提案いたします。
年賀状印刷のご相談・お見積りはこちら
写真入り年賀状からビジネス年賀状まで、お客様のご希望に合わせてデザイン・印刷いたします。初めての方もお気軽にご相談ください。
まとめ
年賀状は、新年のごあいさつだけでなく、日頃の感謝や近況を伝える、日本ならではの文化です。
基本的な書き方やマナーを知っておくだけで、より気持ちの伝わる一枚になります。
「どんなデザインがいいか分からない」「会社らしい年賀状を作りたい」とお考えの方は、ぜひシンセイ印刷へご相談ください。デザインから印刷まで、心を込めてお手伝いいたします。