Illustratorでデザインを始めるとき、気づくと毎回やっている、こんな作業。
- ルーラーからガイドを引く
- 「内側3mm…あ、5mmだった」ってやり直しする
- 背景用やトリムマーク用にアートボードと同じ四角を作る
正直、「早くデザインしたいのに、準備だけで集中力が削られる」。
そんな瞬間、ありませんか。正直、印刷・デザインの現場でこの作業を何百回も繰り返してきて、「これはもう、自動化した方がいいな」と思って作ったのが、今回のスクリプトです。
どんなスクリプト?
一言でいうと、アートボードの“下準備”を一瞬で終わらせるスクリプトです。
- 全アートボードに十字線・センターマークを表示
- 内側余白ガイド(2 / 3 / 5 / 10 / 15 / 20mm)を自動生成
- アートボードと同サイズの四角形も作れる
- ガイドは別レイヤーを自動作成
「考えなくていい」「計算しなくていい」。
とにかく“迷わずデザインに入れる” ことを重視しています。

標準機能じゃダメなの?と思った方へ
たしかにIllustratorには、「センターマーク表示」などの標準機能があります。
ただ、実際に使っていると、ちょっと物足りないんです。
理由①:「余白ガイド」がとにかくに便利!
標準の機能で出せるのは、あくまで「中心線」だけです。
印刷事故を防ぐための「仕上がり位置から内側3mm」のようなセーフティガイドは、結局手作業で引くしかありません。このスクリプトなら、中心線と同時に余白ガイドも自動生成できます。しかも全てのアートボードに一括で、これが地味に便利です。
理由②:アートボードが多いと地味に面倒
アートボードが10枚、20枚あると、設定変更だけでも意外と時間を取られます。
このスクリプトなら、全アートボードに一括適用できます。

できることを、もう少し具体的に
① 内側余白ガイドを一発で
印刷物でよく使う 2 / 3 / 5 / 10 / 15 / 20mm の余白を、プルダウンから選ぶだけ。
計算も、引き直しも不要です。
② 十字線・センターマークのON/OFF
「今回は要らないな」というときは非表示にもできます。全アートボードまとめて切り替え可能です。
③ アートボードと同サイズの四角線を作成
背景色を敷いたり、クリッピングマスクに使ったり、デザイン範囲を視覚的に把握したり。
地味ですが、あるとかなり楽な機能です。
よくある質問(FAQ)
Q. 対応しているIllustratorのバージョンは?
Q. Mac / Windows 両方で使えますか?
Q. どのアートボードに適用されますか?
Q. 内側余白ガイドはスナップしますか?
Q. 「ガイド線:全削除」を選ぶと?
Q. 商用制作で使ってもいい?
インストールと使い方
- 下のボタンから .jsx ファイル をダウンロード
- Illustratorの「スクリプト」フォルダに入れる
(Mac: /アプリケーション/Adobe Illustrator[バージョン]/Scripting/)
(Win: C:\Program Files\Adobe\dobe Illustrator[バージョン]\スクリプティング \) - Illustratorを再起動
- メニューの ファイル → スクリプト → レイアウト準備・ガイド生成 を選ぶ
- 設定パネルで必要な項目を選んで「OK」を押せば完了!
Macユーザーの方へ:さらに時短したいなら
毎回「ファイル → スクリプト → …」を辿るのが面倒な方には、SPAi という無料ツールもおすすめです。
スクリプトをパネルのボタン化できるので、メニュー操作0秒、ほぼワンクリック実行になります。
「下準備」はできるだけ短くして、デザインに集中したい人には相性がいいです。
スクリプトダウンロード
このスクリプトは、派手なことはしません。
でも、「毎回やっている」「なくならない」「でも集中力を削る」そんな作業を、確実に減らしてくれます。
もし「これ、自分も毎回やってるな…」と思ったら、ぜひ一度使ってみてください。
浮いた数十秒が、積み重なると意外と大きいです。
2026年3月31日までが無料でご利用いただけます。4月1日より有料の記事(500円)となる予定です。
購入またはログインすると全文を閲覧できます。