シンセイ印刷は、事業継続力強化計画の取り組みのひとつとして、地震のときに従業員の無事を確かめる仕組み「安否確認Bot」を、2026年10月から使い始めました。
10月9日には全従業員で訓練を行い、開始から約3分半で全員の回答がそろいました。
認定のご報告で、「認定は、ゴールではなく約束です」と書きました。今回は、その約束の中身についてのご報告です。
まず、全員の無事を確かめるところから
計画の宣言のいちばん初めに掲げたのは、「従業員とその家族の安全を最優先に確保します」という一文でした。お客様のお仕事の再開に向けて動き出せるのも、全員の無事が分かってからです。
ただ、災害のときは連絡をとる側にも余裕がありません。だれから返事が来ていて、だれから来ていないのか。それを人の手で数えなくても分かるようにしたいと考え、ふだんの仕事の連絡に使っている LINE WORKS の上に、この仕組みをつくりました。
どんな仕組みか
- 一宮市で震度5弱以上を観測すると、自動で始まります。気象庁が発表する地震の情報を1分ごとに確かめ、だれかの操作を待たずに全員へ確認が届きます。
- ボタンを1回押すだけで答えられます。選ぶのは「無事・出社できる」「無事・出社できない」「けがあり」「助けが必要」の4つです。
- 「けがあり」「助けが必要」は、全員へすぐに知らせます。助けが要る人を、できるだけ早く周りが知るためです。
- 答えていない人には、もう一度声をかけます。15分後と45分後に自動で送り直します。
- 仕組みが止まっていても気づけるようにしました。地震の情報を受け取れない状態が続くと、担当者に知らせが届きます。ふだん使わない仕組みだからこそ、いざというときに動かない事態は避けたいと考えました。
10月9日に、全員で訓練を行いました
訓練の結果
- 実施日: 2026年10月9日(金)。朝9時に事前の案内を送り、11時に開始
- 対象: 全従業員
- 回答: 全員が回答(回答率100%)
- 全員の回答がそろうまで: 約3分半(最初の回答は開始から約10秒後)
- 再度の声かけ: 未回答の人がいなかったため、不要でした
もっとも、これは時刻を前もって知らせた、平日の昼間の訓練です。夜や休日、通信が混み合っているときに同じ結果になるとは限りません。今回はあくまで「ふだんの条件で、全員がボタンを押して答えられる」ことを確かめた、最初の一歩だと受け止めています。
なお、訓練は社内の操作で開始しました。地震の情報を正しく読み取れることは、導入のときに実際の発表を使って確かめています。
これから
訓練と計画の見直しは、毎年10月に行います。次は2027年10月です。やってみて分かったことを手順に戻しながら、少しずつ確かなものにしてまいります。
何かが起きたとき、まず全員の無事を確かめ、そのうえで「いつもどおり」をできるだけ早く取り戻す。お客様のお仕事を止めないために、これからも備えを続けてまいります。
今後とも、シンセイ印刷をどうぞよろしくお願いいたします。