「AIに名刺をダメ出しさせてみた。」
デザインのプロも驚く、生成AIの冷静な分析力。
名刺のデザインって、悩みますよね。
「これでいいのかな?」「もっと良くできるんじゃないか?」
これまではデザイナーの勘や経験に頼っていた部分ですが、今は「生成AI」という頼もしい(そして恐ろしい?)相棒がいます。
今回は実験として、ある名刺のデザインを最新のAIに見せて、「良い点と悪い点を忖度なしで評価してくれ」と頼んでみました。
その結果が、なかなか鋭かったので共有します。
■ 今回、AIに診断させた名刺

一見すると、シンプルで整った名刺に見えますよね。
さて、AI先生の評価はどうだったでしょうか。
■ AIが褒めたポイント(GOOD)
- ✅ 色の選択がプロっぽい
「落ち着いた色調で統一されており、信頼感(プロフェッショナリズム)を強調できている」との評価。 - ✅ 情報の整理整頓
「配置が整然としているため、受け取った人が必要な情報を瞬時に見つけられる」とのこと。機能性を評価してくれました。 - ✅ 空白(余白)の美学
「詰め込みすぎず、適切な空白があることで視覚的な混乱を避けている」。これはデザイナーも一番気にするポイントです。
■ AIからの厳しい指摘(BAD)
ここからが本番です。AIは容赦なく改善点を指摘してきました。
- もっとロゴを目立たせて!
「ブランドの印象を強めるために、ロゴの配置やサイズを見直すべき」という指摘。確かに、少し控えめすぎるかもしれません。 - デジタルへの導線がない!
「現代のビジネスなら、SNSやHPへ飛べる情報(QRコード等)がないと不便」。……これはごもっともです。ぐうの音も出ません。 - フォント(書体)の再考を
「読みやすさはあるが、印象を深めるためにもっと個性的なフォントも検討してみては?」。なるほど、無難すぎるということでしょうか。
■ AIのデザイン診断に関する Q&A
AIに頼めばデザイナーはいらない?
いいえ、そう簡単にはいきません。
AIは「批評」や「アイデア出し」は得意ですが、実際に印刷できるデータ(ミリ単位の調整や文字詰め)を作るのはまだ苦手です。AIを「優秀なアシスタント」として使いこなすデザイナーが最強だと思います。
私の名刺も診断してもらえますか?
はい、面白い試みですよね。
シンセイ印刷にご相談いただければ、プロの目線+AIの客観的な目線の両方を使って、今の名刺のブラッシュアップ案をご提案します。
指摘にあった「デジタル情報」はどう載せる?
やはり「QRコード」が一番です。
LINE、Instagram、自社サイトへの誘導。紙のスペースを圧迫せずに情報を無限に拡張できるので、今の名刺には必須級のアイテムです。
今回の実験で分かったのは、「AIはデザインの基礎(見やすさ・信頼感)をしっかり理解している」ということです。
シンセイ印刷では、長年の経験と、こうした最新技術の両方を活用して、お客様のビジネスを加速させる名刺作りをサポートしています。
「今の名刺、なんとなく古いかも?」と思ったら、ぜひ一度見せてください。AIと一緒に、バシッと診断させていただきます!
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