今日は七夕ですね。
皆さんはもう、短冊に願い事を書きましたか?
笹の葉に揺れるカラフルな短冊。実はあの色選び、単なる「飾り」ではありません。
それぞれの色には、願いを届けるための明確な「担当領域」が決まっています。
今回は、印刷屋の視点から、この「色と紙の深い関係」について紐解いてみます。
1. 色には「機能」がある —— 五行思想のロジック
短冊の基本色は、「青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)」の5色です。
これは古代中国の「五行思想(万物は木・火・土・金・水の5つの要素から成る)」に基づいたカラーコーディングです。
ただ好きな色を選ぶのではなく、願いの内容に合わせて色を選ぶことで、その願いの意味が補強される(ブーストがかかる)と考えられています。
【色別】願い事の最適化リスト
- ■ 青・緑(木)=「人間力」
成長や仁徳を高める色。「周りの人を大切にしたい」「徳を積みたい」という願いに。 - ■ 赤(火)=「感謝・礼節」
祖先や親への感謝を表す色。「ありがとう」を伝えるならこの色。 - ■ 黄(土)=「信頼・誠実」
人を信じ、大切に思う色。「友人関係を良くしたい」「商売の信頼を得たい」ときに。 - ■ 白(金)=「義務・決まり」
正義やルールを守る色。「禁煙する」「毎日勉強する」といった自分への誓いに。 - ■ 黒・紫(水)=「知恵・学業」
学業成就や健康を祈る最高位の色。「試験合格」や「スキルアップ」ならこれ。
2. 「紙」は色を叫ばせるアンプである
ここで、我々印刷屋が注目したいのは「紙」の役割です。
色は、光の反射です。
その光を受け止め、反射させる土台こそが「紙」です。
例えば、同じ「赤」でも、ツルツルのコート紙に乗せれば「派手で強い赤」になり、和紙のような繊維質の紙に乗せれば「奥ゆかしく温かい赤」になります。
紙は、色のボリュームや音色を調整するアンプ(増幅器)のような存在です。
七夕の短冊も、ただの色のついた紙切れではありません。
あなたの「願い(想い)」という情報を、色という「信号」に変換し、紙という「媒体」に乗せて星に送信する。
そう考えると、短冊選びも少し神聖な気持ちになりませんか?
3. 一宮七夕まつりで、色の力を感じる
私たちの会社がある愛知県一宮市は、「七夕まつり」で有名な街です。
街中が色鮮やかな吹き流しで埋め尽くされる光景は、まさに色の洪水であり、エネルギーの塊です。
今年は例年以上に盛り上がる見込みです。
もしお近くにお越しの際は、ぜひその圧倒的な「色の力」を浴びにきてください。
願いを込める「色」と、それを支える「紙」。
今日のブログが、皆様の願いを叶えるヒントになれば幸いです。