シンセイ印刷「ねこ部」の活動:猫と人の共生を考える

有限会社シンセイ印刷では、2023年2月22日の商品発売をきっかけに、「ねこ部」の活動を行っています。印刷業界の中でこのような活動は特異な存在であるかもしれません。そんな「ねこ部」の活動について少しご報告いたします。

「ねこ部」誕生のきっかけ

ねこ部の設立は、一つの重要な気づきから始まりました。きっかけは、高齢者の単身世帯で起こる猫の多頭飼育崩壊の現場に直面したことでした。

昔、昭和の時代には玄関先で遊ぶ愛らしい猫たちに気軽に餌をやる風景がありました。しかし、令和の時代では、猫との関わり方や飼育に対する意識が大きく変わっています。昭和の頃の飼育スタイルを続けること、高齢化や単身高齢者の増加が進む現代における飼育の問題点、東日本大震災での被災動物の状況など、多くの課題に直面しました。これらを知った当社のスタッフの多くが猫好きであり、実際に猫を家族の一員として飼育していることもあり、共通の問題意識を持ち、活動を始めることは自然な成り行きでした。

時代と共に変わる猫との関係の改善を目的に商品を販売。

猫の健康管理の重要性「うちの猫健康手帳」

犬と異なり、猫に対する予防接種の意識が低いことを重視しました。これに対応するため、混合ワクチンの普及を助け、ペットホテルへの預け入れ時にも便利な「うちの猫健康手帳」を開発しました。この手帳は、愛猫の健康管理をサポートするとともに、飼い主の意識改革を促すよう設計されています。

緊急時の対策としての「ペットレスキューSOSカード」

単身者が外出中に災害や病気で帰宅困難な状況に陥った時、猫の安全を確保するために「ペットレスキューSOSカード」を開発しました。このカードは、緊急時に猫が適切な救護を受けるために必要な情報を提供するための重要なツールです。日常的にこのカードを携帯しておくことで、万一の時にも自宅で待つ猫の存在を救護者に伝えることができます。

環境と動物愛護への取り組み

これらの製品は、日常の印刷活動で生じる余剰紙を最大限に再利用し、環境保護にも配慮しています。また、製品販売から得られる収益の一部を動物愛護団体に寄付し、社会への貢献も積極的に行っています。

猫好きスタッフによる情報発信

「ねこ部」のスタッフは、猫に深い愛情を注いでいます。この情熱は、私たちの製品の品質にもしっかりと反映されています。SNSでの発信活動に加え、一宮市周辺のマルシェなどにも積極的に参加し、声を上げられない猫たちの環境改善に努めています。これからも、愛猫家の皆様に愛される製品を提供し続けることを約束します。私たちは、日々の生活や環境の変化によって生じる問題に対応し、それらを少しでも軽減するために尽力していきます。

商品一覧 ↗

2023年10月22日 うちの猫健康手帳リニューアルし再販スタートいたしました(^^)

Instagram ↗

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ねこ部の活動や保護猫の情報共有などをおもに行っています。