【迷子ゼロ宣言】紙の地図 vs Googleマップ?

2023.10.22

紙 vs Googleマップ?いえ、両方使うのが正解です。さらに「ルート案内」まで仕込むプロの技。

「チラシの地図を見たけど、道に迷った」
「お店の場所がわからないから迎えに来て」

イベントや店舗運営をしていて、お客様からこんな電話がかかってきたことはありませんか?
せっかく興味を持って来てくれたのに、到着する前に「迷う」というストレスを与えてしまうのは、非常にもったいないことです。

紙の地図は「エリア全体を把握する」のには便利ですが、「今いる場所から目的地へ行く」ナビゲーションは苦手です。
そこで今、ビジネスの現場でスタンダードになりつつあるのが、「紙とスマホのハイブリッド活用」です。

■ ただの地図じゃない。「ナビ」を起動させる気遣い

「QRコードで地図を載せるなんて、もうやってるよ」と思われた方。
そのQRコード、単にGoogleマップでお店を表示するだけになっていませんか?

私がおすすめしたいのは、もう一歩踏み込んだ「ルート案内(ナビ)URL」の活用です。

  • 従来のQR
    地図が開くだけ。「現在地から」ボタンをお客様自身が押して検索する必要がある。
  • ルート案内QR
    読み込んだ瞬間、「現在地から目的地へ」のルート検索が自動で始まる。

お客様に「住所を入力させる」手間どころか、「検索ボタンを押す」手間さえかけさせない。
「スマホをかざせば、あとは言う通りに進むだけ」という状態を作る。この数秒の短縮こそが、最高のおもてなしです。

■ 情報が古くならない!「更新できる地図」へ

また、デジタルの力を借りることで、紙の弱点もカバーできます。
紙の印刷物の最大の弱点は、「一度刷ったら直せないこと」です。

例えば、観光パンフレットに印刷された地図。
新しいカフェができたり、バス停の位置が変わったりしても、リンク先のWeb地図情報を更新すれば、印刷物はそのままで最新情報を届けられます。

「刷り直し」のコストを削減しながら、常にお客様には最新のガイドを提供する。これが今の賢い印刷物の作り方です。

■ こんな業種におすすめです
  • 不動産・住宅販売
    現地販売会のチラシに。「ここへ行く」ボタン一発でナビを開始させ、迷わず来場してもらう。
  • イベント・フェス・結婚式
    招待状にルート案内QRを。広大な会場マップは紙で見せつつ、トイレや屋台の混雑状況などの「リアルタイム情報」はスマホで確認させる。
  • 店舗・レストラン
    ショップカードに地図QRを載せておき、友人に「ここ美味しいよ」とLINEで位置情報を送ってもらいやすくする。
■ 地図・ルート案内に関する Q&A
ルート案内のQRはどうやって作るの?

Googleマップで「ルート・乗換」ボタンを押し、出発地を空欄(現在地)にした状態でURLをコピーすれば作れます。
データ入稿時に「ここへのルート案内を入れたい」と言っていただければ、当社で最適なURLを作成・配置いたします。

どのくらいの大きさで印刷すればいい?

一般的には「1.5cm〜2cm四方」以上のサイズを推奨しています。
あまり小さすぎたり、地図の上に重ねて印刷したりすると、カメラが読み取れない場合があるため、周囲に「余白」を作るのがコツです。

車と電車、どっちのルートが出ますか?

基本的には、お客様が普段Googleマップで使っている移動手段(または直前に調べた手段)が優先されます。
URLの設定で「車ルートを強制的に出す」といった指定も可能です。

どれくらいの人が読み取ったか分かりますか?

通常のQRコードでは分かりませんが、アクセス解析機能付きのQRコード(短縮URLなど)を使用すれば、「何人が読み込んだか」を計測できます。
チラシの効果測定をしたい場合は、ぜひご相談ください。

「迷わせない」というのは、ビジネスにおける最初のおもてなしです。
見やすいデザイン地図の作成から、スマホ連携の仕組みづくりまで。お客様をスムーズにエスコートする印刷物なら、シンセイ印刷にお任せください。

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