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名刺でエコ!紙の素材で差をつける

食べられなくなったお米を活用して作られた紙素材「kome-kami」

名刺を選ぶ際に何を重視しますか?デザイン?品質?それとも価格?
今日は、これらとは少し異なる視点で考えてみます。

名刺はビジネスの世界で不可欠なアイテムですが、その製造には大量の木材が必要で、環境への負荷が大きいという視点もあります。そこで、今日は「kome-kami」という紙をつかうの名刺についてお話しします。

「kome-kami」は、食べられなくなったお米から作られた紙素材で、この紙を名刺に使用することで、食品ロスの削減と資源の有効活用に貢献することができます。

kome-kamiは、その特有の風合いが魅力的です。お米の質感が加わった紙は、ラフでありながらもしっとりとした表面を持ち、色は自然な白さで、印刷性も優れています。このkome-kamiを名刺の用紙として選ぶことで、「製造する責任、使用する責任」を具体的に実践することができます。そして、それはSDGs(持続可能な開発目標)に向けた実際の一歩となります。


さらに、「kome-kami」は古くからの日本文化とも深い関連性を持っています。日本は古くから紙にお米を使う文化があり、江戸時代には多種多様な米入りの紙が生まれ、再生紙にお米を入れることで白くしたり、筆のにじみ防止のために使われたりしていました。「kome-kami」は、この古くからの日本文化を新技術で生まれ変わらせた伝統的でありつつも新しい素材といえます。

「kome-kami」は食べられなくなったお米や非食用米を集めて紙素材にアップサイクルすることで価値を生み出した紙です。この一環として、売上の1%はフードバンクに寄付され、食品ロスの有効活用につながるとともに、社会貢献も実現しています。また、「kome-kami」を通じて江戸時代まであった「もったいない文化」を知っていただくことで、普段何気なく過ごしている日常で食品ロスのためにできることを想像するきっかけにもなれることを願っています。商品を使ってもらった後は古紙としての循環も可能なため、再生紙として生まれ変わることもできます。このように「kome-kami」は循環型社会を示現します。一人ひとりの選択が集まることで、大きな変化を生む「kome-kami」の名刺を選ぶことで、私たちが日々の生活の中でできるSDGsへの取り組みを、一緒に考えてみませんか?

また「kome-kami」は自社製品に使用することで、環境に配慮した選択となり、お客様やパートナー企業に対して、自社のビジネスが持続可能な社会を目指していることを示すこともできそうです。

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